仕様打合せのコツとおもうこと

こんにちは、関です。記録的な暑さで体調を崩してしまいました。大したことはなかったものの、初めてめまいを経験しました。ちゃんと寝て、食べて体調管理には自信がありましたが、連日の暑さには耐えられなかったようです。今週は多賀城の家の引渡しをはじめ、予定が目白押しなので、気を引き締めて頑張っていこうと思います!水分補給は忘れずに…!

先日は多賀城の家の見学会がありました。今週の5、6日がメインなので、先日の見学会はプレオープンといったところでしょうか。
今月から基礎が着工するお客様が家族でいらしたので、併せて仕様打ち合わせも行いました。クロスのサンプルを見ながら頭を悩ませる奥様、奥様にアドバイスや希望を伝える旦那様。こうした奥様が主導になって仕様を決める光景は慣れっこです。旦那様は構造的なことや性能についての関心が高い方が多い印象です。面白いですね。仕様打ち合わせあるあるをもう1つ言うとしたら、最初はインスタなどで見たおしゃれな雰囲気の照明や住設、クロスを検討していても、結局シンプルなものに落ち着くということです。確かにインスタやYouTubeでみるおしゃれな家は格好良くて憧れますが、それは流行りかもしれません。流行りがあれば廃りもあります。10年後その流行りが続いているかわかりませんと言うと、大体の方は違った見方をしてみようと検討してくださいます。それでもこれがいい!と言って取り入れるのもアリだとおもいますが、ゴテゴテに取り入れすぎると、数年後に後悔することも否めません。何とも難しい話ですが…。
何はともあれ、お施主様にとって満足のいくのであればそれに越したことはありません。我々の意見を取り入れると、シンプルになりがちなので、個性を出したい!という方は少しわがままになってもいいかもしれません。仕様打ち合わせは楽しいですが、とても疲れます。小さいことも含めて沢山の決断を迫られるからです。そんな限られた時間の中で決断を迫るのはこちらとしても心苦しいときがあります。そんなことを防ぐためにも完成見学会や構造見学会の時点で家族で事前に話し合い、方向性をある程度決めておくと楽です。

土地探しの移動中の車内でこういう家にしたいななんて幼いながらに話していた私は、ある意味良いことをしていたのかも…。仕様打ち合わせも両親に加わり、前のめりになって参加していました。外壁材はこうしたい、クロスはこんな色がいい…と今思うと、よく両親は採用してくれたななんてこともあります(笑)。懐かしいな…。あの頃に戻れたら、どんな仕様にしていたのかな…。ふと考えることがあります。もちろん、こうしていたらよかった!なんてこともあります。家は2回建てないと満足がいかないなんてよく聞きますが、その後悔は日が経つにつれて少しずつ愛らしいものになってくると思います。もっとこうすれば良かった!と思う機会を減らすためにも、完成見学会や構造見学会に参加してイメージを膨らませておくことをお勧めします。家族で家について話し合うことはとても楽しいことです。

お母さんは仕様や住設担当、お父さんは構造や性能担当、お子さんは子ども室のクロス担当といったようにみんなで家族が住まう家を考えるというのはお子さんにとっても親御さんにとっても貴重な経験となると思います。我が家では、私が大部分を勝手に担っていたような…。そうした経験が今の原動力になっているのも事実です。少しでも楽しく家づくりに励んでいただければ本望です。

お施主様のこだわりポイントのひとつのクロス。1階トイレのアクセントクロスとクッションフロアの組み合わせがとても可愛らしいです。
壁付けの照明が良い味出をしています。我が家のトイレもアクセントクロスを貼っています。クロス決めで両親とバトルしたことは良い思い出です(笑)

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