付加断熱工事中

石巻の家では付加断熱工事の外部(外張断熱)工事に取り掛かっています。

内部(充填断熱)と外部の断熱を組み合わせることで断熱性能と気密性を向上させる付加断熱を採用しています。

全窓トリプルガラスもあって、UA値:0.28 W/m²Kです。

太陽光発電設備:5.16kwも搭載するので、
子育てグリーン支援事業のGX志向型(160万円補助)を利用する予定になっています。

まだ支援事業について詳細の発表がないので落ち着きませんが、BELS(ベルス)評価書はとっていますので大丈夫でしょう。

(BELSは、建築物の省エネルギー性能の評価及び表示を機関が公正かつ適確に実施することを目的とした、表示告示で規定される第三者による評価です)

これにより現在公開されている補助対象の要件はクリアしているのがわかります。
① 断熱等級6以上
② 一次エネルギー削減率35%以上
③ 再エネを含む一次エネルギー削減率100%以上

①は余裕でクリア ③は太陽光パネルをゼロエネレベルで上げれば大丈夫
厳しい…と言われているのが②の削減率35%です。今回は36%でした。

3月末から着工が決まった名取の家もGX志向型を利用できると思っていますが、
準備段階で②の削減率が届かないことがわかり、当初より上げる対策をしなければいけませんでした。

ただ今度の子育てグリーン化事業では長期優良住宅だと80万円とされていますから、GXとの差、60万円は到底かかりません。
削減率を上げて160万円いただいた方が、住んでからの省エネ性を考慮してもどっちにしろお得です。

今年度の宮城県産材利用の補助金(最大50万円、来年度は未発表)と合わせると、200万円超えの補助金は使っていただきたいです!

一覧へ