利府の家 気密測定①
こんにちは、秋晴れが続き、ニコニコの関です。10月も後半へと入り、11月が近づいてきました。例年だともっと寒かったような…。今年の冬は雪や寒さに悩まされなければいいのですが…。12月に入ると、クリスマスに年末とイベントが目白押しです。もうひと踏ん張りとはいきませんが、3踏ん張りくらいすれば、連休が待っています!頑張っていきましょう!皆さんに言っているというより、自己暗示をかけているのは置いておいて…
今日の午後に利府の家の気密測定があったので、ひとりで行ってきました。計算では、C値が0.4になるはずなのですが、結果は…
C値=0.4でした。計算通りではありますが、いつも0.3くらいなので微妙なところ。仕上げ材が貼られてどうなるかです。
引き渡し直前に2回目の測定をする予定なので、その数値に期待です!
C値以外の数値について補足をしておきます。
αA→総相当隙間面積
n→隙間の特性値(2に近い数値だと大きな隙間、1に近いと小さな隙間があるということ)
Q→熱損失係数(建物からの熱の逃げにくさを示す数値)
S→実質延床面積
ここまで知っていると随分マニアックな話になってくるかもしれませんね。なので、解説は省きます。ただ、C値とQ値くらいは知っておいた方が良いと思います。住み始めて2,3年すると、C値が0.5くらいになります。これは防ぎようのないことです。
古い家なんかは、C値3.0くらいざらにあります。もっと悪いかもしれません。おばあちゃん家などの古い家で隙間風で寒い思いをしていたのは、気密が悪いからです。逆に言うと、石油ストーブを使っても換気せずとも具合悪くならないのは、気密が悪く、勝手に換気されているからです。高気密の家では、石油ストーブを使う際は時間を決めて換気しないと、危険です。ただ、石油ストーブを使うのはなるべく控えて頂きたいのですが…。
前回のブログに挙げたヒートショックにもつながってくるのですが、気密を良くすることで得られる副産物は沢山あります。そうしたことからも、高気密高断熱住宅の需要は増えていくのかなと思います。下記の動画がとても分かりやすいので、私が解説するよりタメになると思います(汗)。いつもの癖で長々と書いてしまうので、今回はこの辺にしておきます。
実際に気密測定の様子を見てみたい!という方は、日本住環境の公式YouTubeがおすすめです!C値についての解説動画もあったので、ぜひご覧ください。
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