構造見学2510

10月5日(日)に、名取市にて構造見学会がありました。

仕上がると隠れてしまう部分を見ることができます。

今回は構造材等の確認の他に、気密測定と制震システムの解説も行ないました。

先ずは私の建物概要の説明からスタート!

建物配置、家の大きさ、プラン、吹抜け位置、耐震等級3、UA値0.30、GX助成金

構造材は井上建築工房の井上さんからお話をいただきました。

構造材はメインとしてみやぎ材を利用していますが…

梁で一部外材を利用しているのはなぜか?

ヤング係数とは?

金物は?

気密測定は気密測定診断士の菅原さんより、気密測定の実演と解説をいただきました。

なぜ構造材が見えている時に行なうのか?

どれぐらいの数値がいいのか?

C値は、築後6年でどれぐらいになるのか?

実測結果としてC値0.18➡0.2でした。

またn値の話も。

気密の他に、この家で採用している制震システムについての話。

ダンパーの制震システムがありますが、伊藤工設計で標準にした制震テープについて解説をいただきました。

繰り返し応力に対して…

揺れに対して…

ダンパーとの違いは…

みなさん勉強熱心で、それぞれに質疑応答がありました。

正直に、お答えすることができたと思っています。

今回、建て主様も含め5組の方に構造見学を体験していただきました。

午前10時から約2時間!お疲れさまでした。

総勢20名が気密測定で密封状態の中、この日は少し暑くなり…。

(100W×20名=2000W!は6畳用エアコンが暖房で稼働している状態ですが…)

冷たい飲物を用意しておけばよかったと…反省!

また、伊藤工設計とチームを組んでいる登米のサクタ工務店代表の佐久田さん、建築家の亀岡さん、一級建築士の三浦さんにも見学していただきました。

この家の完成見学会は、12月中頃を予定しています。

ぜひ、参加していただければと思います。

みなさん、ありがとうございました。

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