石巻の家 構造見学250223

2/23(日)10:30~12:00、石巻にて構造見学・気密測定(1回目)を行いました。
完成見学は仕上がった状態での見学で、暮らすイメージができますが…。

構造見学は工事中で、柱や梁、配線、ダクトがむき出しになっていて、部屋の範囲が分からなく…暮らすイメージは出来ません。

構造見学の見どころは、仕上がると隠れてしまう部分を見ることなのです。
どんな柱、土台、梁をつかっているのだろう!
配線やダクトはどうなっているのだろう!
透湿防水シートが黒色って見たことない!
桁上合板って?
筋がいの上下についている金物は?

そんなむき出しになった部分を、ご自身の目で確認してもらいますが…。
その状態で1回目の気密測定を実施し、どこに「スキマ」があるかを探し出します。

どこに「スキマ」があるかは教えてくれませんが、大きな「スキマ」か、小さな「スキマ」があるかは、実測した数値が教えてくれます。

その数値を頼りに「スキマ」を探し出し、仕上がる前に塞ぐのです。
そして、その経験は次の現場に活かされ、もっと気密がよくなるのです。
「てま・ひま」は、かかりますが…とても大切なことです。

さて結果は!
C値:0.2でした。改良点も見つかりました。

構造見学では気密や換気について解説もあります。

第一種と第三種はどちらがいいのか?
メリットとデメリットは?
第一種を選択した場合でも、UA値、C値のレベルが低ければ…。

今回UA値が0.28ですが、施主様より第三種換気を選んだ理由の話をいただきました。
参考になったと思います。

次回は5月頃、完成見学をする予定です。
みなさん寒い中、お集まりいただきありがとうございます。

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