ケルヒャーでモデルハウスを洗浄

築15年以上になるモデルハウス。駐車場のアプローチやコンクリート部分のしっかりした手入れは、そういえば今まで一度もしてこなかったように思います。

黒ずみが少し気になってきたので、収納の奥からケルヒャーを引っ張り出し、天気のいい日を狙って洗浄してみました。


乱形石タイルも豆砂利の土間もコンクリートも、すっかり明るくきれいに。

ついでにホースの届く範囲で外壁にも当ててみたところ、黒い水が流れてきて驚きました……。

少し昔話にお付き合いください。年を重ねると昔のことばかり話したくなるものですね。気を付けたいところですが(笑)。

そもそも、私どものような小さな工務店がモデルハウスを持っていること自体、本来はなかなかできないことです。

思い返せば2010年、国の補助事業・平成22年度木のまち整備促進事業が発表され、地域の木材を使った展示住宅に2,000万円の補助金が出るという前代未聞の補助額でした。
事業の目的から考えても、当社はまさに該当する、地元の木で家づくりをしている中小工務店そのものです。

「これは私たちのための事業に違いない!」と奮い立ち、元々の作業場の跡地にモデルハウスを建てる計画を立て、これまでの活動や理念をまとめて応募しました。

ところが蓋を開けてみれば全国から応募が殺到。補助金は見直され、ランクによって配分額が大幅に変わることになり、それでも当社には恐らく最高額に近い400万円を割り当てていただけました。
不足分はなんとか資金を調達し、無事完成にこぎつけましたが、竣工と東日本大震災(3.11)が同時期で、その後の復興住宅の打ち合わせに活用することになるとは、まったく想定していませんでした。

モデルハウスに来場された方には、つい「築15年なんです。当時としては高い断熱性能でしたが、今の標準仕様はさらにレベルが上がっていまして……」と説明しなくてはいけません。


それでも皆さんからは、「木の匂いがしますね」「ぜんぜん古く感じませんね」と言っていただき、ありがたい限りです。

毎週土曜日の朝は、30分かけて掃除をし、花や緑を室内に飾っています。15年経った今も、大切に使い続けているモデルハウスです。

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