セミナー2511「消費or浪費」


今月のセミナーは「消費」と「浪費」について、考えてみたいと思います。

「消費」のイメージは…

消費者、消費税、食料品、日用品、ファストフード、繰り返し購入する物…。

「浪費」のイメージは…

無駄使い、必要を超えて何か物を受け取ること、必要としない物をあえて購入すること、高級レストランでの食事等…。

浪費には無駄使いのような悪いイメージがありますが…。

哲学者の言葉を借りれば…私たちははじめから悪いイメージを前提に、この言葉に向き合っているではということで、思い込み無しで考えてみます。

例えばインスタによる見栄えのする食べ物を提供する人気店はどちらでしょうか?

消費でしょうか?浪費でしょうか?

食べ物の価格は関係ありません。

価格が高い、低い、うまい、まずい、ではなく、SNSにおける「いいね」という記号が消費の対象と言われています。

みんなが行っているから、一度は行って見たい。

人気店だから、一度は行って見たい、その繰り返しは消費になります。

そして消費には限界がありません。そして止まらない!

消費は大量生産へ、そして大量投棄に…。

自分が念願かなって購入したすこし値段のはった家具はどうでしょうか?

浪費に当たると思いますが…。

お金には限界がありますので…大事にし、その物があることで落ち着けるのであれば、心が豊かになります。

人間が豊かに暮らしている時は、何らかの浪費があると言われています。

浪費は豊かさの象徴なのです…。

我々、地域工務店の家づくりは、「消費」なのか?「浪費」なのか?

どちらを目指すのか?

すぐ壊れるもの、性能が悪いもの、記号を追い求める家づくりであれば棟数を増やすことは出来ると思いますが…。

地域工務店は数を求めないのです。

それぞれの地域に必要とされる工務店が、しっかりした性能・空間・素材を持った家を提供することが我々の家づくりと考えます。

消費より浪費です。

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