Q & A

Q & A

1. 家づくりのすすめ方について

家づくりをしたいのですが…どうすすめていけばいいのでしょうか?

ご自身の目で確認しましょう。

住宅雑誌を読んだり、ユーチューブを観たり、勉強できる環境が多くなってきました。UA値はこのぐらいで耐震性能等級は3で…専門の知識を持っている方が多くいらっしゃいます。ある程度勉強された方は…自分たちに合いそうな住宅会社の見学会に参加することをお勧めします。
紙面や画面で勉強したことを、ご自身の目で現実を確認しましょう。
見学会では強(性能)・用(機能)・美(居心地)を同時に感じることができます。
画面では感じることができない空間や質感を体験することができます。そして、会話することで住宅会社との相性がわかると思います。相性が合いそうかな?と感じたら…家づくりをすすめて下さい。

プラン作成は、いつ頃依頼したらいいですか?

地域型住宅の仕様説明や見学会参加後になります。

弊社ではまず地域型住宅の強(性能)・用(機能)・美(居心地)について説明をさせていただいています。その後、見学会に2回以上参加していただいた方で、相性が合いそうかな?という方には、規格プランと資金計画(概算見積り)の提案をさせてもらっています。

初回打ち合わせには、何の準備が必要ですか?

何もいりません。

ある程度勉強されている方は、家づくりの準備をしてきているはずです。気になる所やこだわり等、自分のことばで伝えていただければいいと思います。気構えする必要はありません。

土地はまだ見つかっていませんが、打ち合わせは可能ですか?

可能です。

自分が想う土地に、いつ出会えるか分かりません。明日かもしれません…。
「明日見つかるかもしれない!」という意気込みで準備をしておいた方が、後から慌てなくて済みます。
仮に土地があるとして、土地代、仲介手数料、建物本体価格、設計料等、標準外工事と思われる価格を算出し、各仕上の色、照明器具のイメージまで持っていた方が良いです。
土地が見つかってからは忙しくなりますので、時間のあるうちに具体的にまとめていた方がいいと思います。完成見学や構造見学に参加し、仕様や仕上げの確認や資金計画(概算見積り)を算出し、確認しておきましょう。

希望地はありますが…どうすすめたらいいでしょうか?

土地をおさえます。

希望地があるものの、なかなか売れていないようなので安心していると…。
実際は売れていたと…という時もあります。不動産屋に連絡し、確認しておきましょう。
土地の買い付け申込書が受け付けになって、はじめて土地をおさえることができます。申し込みから契約までの期間がありますので、それまでにローンの仮審査も必要になります。まずは確実に土地をおさえましょう。できれば家のボリューム(大きさ、価格)の確認をしてから土地の申し込みをしましょう。

打ち合わせはどこで行いますか?

モデルハウスにて行っています。

自宅にお伺いして打ち合わせしても構いません。
敷地を見学する時は現地に行って、プランと敷地・周辺環境を観ながら打ち合わせをするときもあります。
本格的な打ち合わせは、資料のコピーをする時がありますので「モデルハウス」と思っていた方がいいでしょう。

2. プラン作成について

家のプランは無料でつくってもらえますか?

無料と有料です。

地域型住宅の強(各性能)・用(機能・収納)・美(居心地)の説明をさせていただき、その後、完成と構造の見学会に参加された方で地域型住宅の内容を把握している方には、規格プランにて資金計画(概算見積り)を無料で作成しています。
資金計画説明後、ローン仮審査が通った方は土地を確認後、本格的なプランづくりが始まります。プラン作成の申し込みをいただき、ここから有料となりますが契約前提で進みますので請負契約時の設計料に充当されます。
諸事情で中止になった場合、費用を清算させていただきます。
初めてお会いする方や比較検討する方のプラン作成は、おこなっておりません。

外構プランも自社でおこないますか?

家のプランと一緒に外構のプランもつくっています。

弊社で敷地調査を行いますので実測図等の資料があり、それに基づいて家と外構プランを一緒につくります。外構工事も価格が上がらないような提案から入ります。予算の中でどこを優先させるかが問題ですが…。
やっとまとめたプラン・見積書を利用する業者も過去におられました。
大項目の金額だけを少し下げた状態で安くできると言う業者もいました。それは敷地調査や計画に時間を取られていないので当然その分が安くなり、フェアではありません。以前、資料やプランを渡さないで同時に見積書を提案したら価格はやはり高かったですし、外構プランは家と一緒に考えていますので、特別凝ったデザインでなければ工務店に任せていいと思います。ただし家と同様、考え方や施工事例は確認しましょう。

3. 家づくりのスケジュールについて

家づくりは全体で、どのぐらいの期間が必要ですか?

1年あれば…。

打ち合わせに6~8回、一カ月に2回ぐらいの打ち合わせだとすると…
契約まで3~5カ月かかります。
契約から着工するまでの準備期間は約3カ月です。
工事期間が約4.5カ月で、建築工事完了まで約1年を要します。
その他に、解体工事、地盤改良工事、土留工事、外構工事に時間が取られます。
いつまでに引っ越したいか?は逆算で考えると、いつまでに契約しないといけないか、
契約するまで、どのぐらいの期間が打ち合わせの時間に使えるのかが分かります。

どれぐらいの頻度で、プランの打ち合わせをすればいいですか?

二~三週間に1回のペースが、負担が少なくていいと思います。

打ち合わせは決断の連続になります。決断は疲れます…。
打ち合わせ回数を増やせば、先に進めると思っていても…。
考える時間も必要です。楽しいはずだった家づくりが、決断の連続でくる苦しくなるのである程度の間隔を設けましょう。

4. 土地探しについて

土地から探してもらいたいのですが可能でしょうか?

可能です。

大手不動産会社から毎日のように未公開物件を含む情報をいただいています。
どこの地域に住みたいか?価格帯は?他の条件等を伝えて下さい。

土地は簡単に探し求められるものですか?

難しいと思っていて下さい。

たくさんの情報はいただいてはいますが…自分が想う土地にすぐ出会えるとはかぎりません。土地の形状や大きさ、道路の位置や巾、周辺環境や高低差も大事ですし、価格が一番の問題なのかもしれません。

土地購入の決め手は何ですか?

家のボリュームを確認することです。

その土地にどれぐらいの家が建てられるか確認できれば、安心して土地を購入することができると思います。
周辺環境はどうなっているのか、一番いい場所は、駐車スペースは、アプローチは、問題点は…。
できれば現地にて、設計者からプランと土地を照らし合わせながら説明を受け、どのぐらいのボリュームの家を建てることができるのか、自分が想うプランに近いのかが分かれば安心して契約することができると思います。

土地を必ずおさえる方法は?

モデルハウスにて説明します。

5. ローンについて

ローンの仮審査が必要ですか?

必要です。

いつまでに審査を受けていればいいのでしょうか?

出来るだけ早い方がいいです。

土地が見つかった場合、他の方もほぼ同時に見つけている可能性があります。
同時の場合、ローン審査が通った方は支払い能力があるということですから、優先される可能性があります。

6.工事について

施工エリアはどこまでですか?

車で、1時間で行けるところです。

会社名に設計が入っていますが工事は別会社ですか?

設計事務所兼工務店です。

基本、木造住宅の設計・施工になります。
設計だけ、施工だけをおこなうことも出来ます。
国交省地域型グリーン化事業にて他工務店さんとグループを形成しています。
弊社の地域型住宅仕様・価格で、グループを形成している工務店さんで工事をすることも可能です。

7. 地域型住宅について

住宅商品はありますか?

地域型住宅un・gbスタイルの2つあります。

価格帯はどのぐらいですか?

unスタイル
建築本体価格:28坪~38坪は2,073万円~2,521万円(税込み)

gbスタイル
建築本体価格:28坪~38坪は2,325万円~2,784万円(税込み)
※ 設計料、屋外給排水工事、地盤改良工事解体工事、外構工事等は含まれていません。

規格プランはありますか?

あります。

規格プランのihシリーズがあります。
仕様・仕上げはunスタイルと同じです。
規格プランは共通なので設計料が発生しません。その分がお得になります。
一部プランを変更する場合は、設計のやり直しで設計料がかかる場合があります。

助成金は活用できますか?

活用できます。

国土交通省地域型住宅グリーン化事業(約100万円、事業年度によります)
宮城県産材利用サステナブル住宅普及促進事業(約50万円、事業年度によります)

性能はどのぐらいですか?

耐震等級3、G1.5又はG2.5、C値0.5、長期優良住宅仕様です。

もうすこしUA値を上げたいのですが可能ですか?

可能です。

理想はG2.5ですが、それ以上も可能です。

エネルギーの計算をしていますか?

日本エネルギーパスにて、家の燃費を計算しています。

設計業務は外部に依頼していますか?

すべて社内で設計しています。

8. 価格に含むもの

仮設足場や仮設トイレ、仮設電気、仮設水道は含まれていますか?

坪単価に含まれています。

建築本体工事は、どこまで含まれていますか?

仮設足場・トイレ・電気・水道…

照明器具、カーテンレール、火災警報器、敷地調査費、地盤調査費、地盤保証、瑕疵保証、地域木材活用、TVアンテナ、ドアホン、屋内給排水工事、養生シート

照明器具やカーテンレールは?

含まれています。

照明器具は坪数により予算が変わります。
カーテンレールは引き違い窓に設置します。
吹抜けがある場合、開口部にロールスクリーンを1セット設置します。
和室の引き違い開口部にはプリーツスクリーンWを1セット設置します。

建築本体工事に含まれないものは何ですか?

設計料、太陽光発電、地盤改良工事等です。

設計料、太陽光発電、地盤改良工事、屋外給排水工事、浄化槽工事、屋外外線ポール引込工事、解体工事、ガス工事、土留工事、真壁和室工事、カーテン工事、杭工事、植栽工事、外構工事、エアコン工事が含まれていません。

9. 仕様について

地域材の防腐防蟻措置は?

土台に桧、柱に杉材を利用しています。

鉄骨やコンクリートと同じように、木造住宅にも共通仕様書というものがあります。
財団法人住宅金融普及協会(旧住宅金融公庫)で作成している、木造住宅工事共通仕様書が基準となります。

そこには「木部の防腐・防蟻措置」の項目の中に
土台の防腐・防蟻措置(北海道及び青森県にあっては防腐措置のみ。以下は同じ。)次のいずれかによる。 とあります。

イ.ひのき、ひば、べいひ、くり、けやき…

ロ.JASに定める保存処理性能区分K3相当以上の防腐・防蟻処理材(北海道及び青森県にあってはK2相当以上の防腐処理材)を用いる。


とあり、土台にひのき材を利用した場合、防腐・防蟻処理として認められます。

その他に「土台以外の防腐・防蟻措置」があります。
地面から高さが1m以内の外壁の軸組(土台を除く。室内側に露出した部分を除く。)の防腐・防蟻処理は、次のいずれかによる。 とあります。

イ.ひのき、ひば、べいひ、けやき、台湾ひのき、すぎ、からまつ…

ロ.以下省略


土台以外の部分、間柱(柱と柱の間に入る小さい材)等の羽柄材も、ひのき材やすぎ材を利用すれば防腐・防蟻処理としてみとめられますが…。

土台以外部分に関しては長期優良住宅仕様の場合、ヒノキ材やスギ材を利用しても薬剤の仕様が求められる規定があり、薬剤塗布をおこなっています。

外周部に設ける耐力面材も、防腐・防蟻処理済みの面材を利用しています。

それでは、なぜヒノキ材等が認められているのかですが…
丸太をイメージしてください。
木の中心に近くて色の濃い部分(赤くなっている)を心材(赤身)といいます。
樹皮に近い色のうすい部分を辺材(白太)といいます。

心材はすべて細胞が死んでいます。
辺材は柔細胞(デンプン、糖類などの養分の貯蔵、配給を行う細胞)だけが生きています。

辺材から心材へ変化します。変化するということは、生きていた柔細胞が死ぬことです。
病気によっての死ではなく、遺伝子プログラムによるものだそうです。

この変化する時(死ぬとき)柔細胞が最後の一仕事をします。
それまで蓄えておいた栄養分を防腐・防菌の働きのある物質に変えてから死ぬそうです。

心材の濃い色は、この働きによって合成された物質の色になります。
一般に辺材よりも心材の方が腐りにくいのは、この物質のおかげです。

秋田県ではスギ材の赤を土台にしているところが多いようです。
共通仕様書にはスギ材は認められていないのですが…地域性ですね。

針葉樹の機能面における辺材と心材のちがいは、辺材では根から吸い上げた水が上昇しますが、心材では水の通り道が塞がれること。

なぜ樹木が自ら通り道を塞いでしまうのかというと、微生物の侵入と移動を防ぐことが大きな目的なんだそうですが…まだ解明はされていないようです。

「なぜ、ヒノキやヒバは心材に腐りにくい物質をたくさん含むようになったのか?」は…。
生存戦略の下で進化してきた結果としか、答えようがないようです…。
シロアリ被害については、まだ被害は受けていません。

基本的に床下に水と栄養分がなければ…と言われていて、
弊社では土台に、宮城県産材の心持ちヒノキ材+ベタ基礎仕様で、100棟ぐらい建てていますが被害はありません。

木材のひび割れは問題ないですか?

程度によりますが問題はありません。

詳しくはモデルハウスにて

10. 保証・点検について

保証は何がありますか?

瑕疵保証保険と地盤保証があります。

瑕疵保証保険(10年間)

住宅の構造耐力上主要な部分や雨水が侵入等で瑕疵が見つかった場合、無償で修理します。

地盤保証(10年間または20年間)

地盤による瑕疵が見つかった場合、無償で修理します。

点検はありますか? それは、お金がかかりますか?

あります。

1・2年点検、5年点検、(無料)

水栓、床下給排水の確認、換気扇の汚れ状況、サッシ・建具の動き、仕上材の確認等を目視にて行います。

作業時間は2~3時間ぐらいです。

点検状況をまとめた資料をお送りしますので大切に保管して下さい。

寝室には入りません。

10年点検(無料)、15年点検、20年点検(有料)

1~5年点検と同じ内容です。

屋根・外壁の状態、屋根下・床下状況、建物の傾き状況、住設機器の状況

作業時間は4~5時間ぐらいです。

点検状況をまとめた資料をお送りしますので大切に保管して下さい。

有料の場合、OB様には割引特典があります。

30年点検(有料)

10~20年点検と同じ内容です。

点検状況をまとめた資料をお送りしますので大切に保管して下さい。